採用担当者の皆様はどのように面接を進めていますか。
◆能力や経験は具体的に聞こう。
面接官は「英語は出来ますか?」と質問をしたとしましょう。
英語が出来ると言ってもビジネスで活用をしていたのか
日常会話で活用していたのかでは大きな違いがあります。
応募者は留学の経験もしていたし英語は好きなので
「出来ます」と回答します。
「この人はTOEICの点数も高いし、英語はできる」
と面接官が評価をつけてしまいます。
これでは入社後にミスマッチが起こってしまいます。
本人の意見や未来の話を聞くよりも、
どのようにという具体的な内容をじっくりと聞いた方が、
能力や経験は把握できます。
◆話やすい雰囲気を作ろう。
面接では、誰でも緊張してしまうものです。
緊張する中でも応募者が自分の話をしやすい環境を作り上げることが大切です。
応募者の緊張をほぐして本来の実力を発揮させてあげることが、
面接官の大切な役割です。
そのために、面接官はどうすれば良いのでしょうか。
まず、相手を歓迎する気持ちで応募者に接することが大切です。
お客様です。
入社を決めた理由としても、面接官の印象から
「非常に話しやすく魅力的だった」などが挙げられることは多いのでないでしょうか。
それほど、面接官への印象は応募者にとって強く残っているのです。
応募者から見ると面接官は企業の顔ですからね。
面接官には、リラックスできる環境の下、
意図が明確でミスマッチが起こりづらい質問を考え、
円滑に選考を進めるという「面接力」が求められています。