採用担当者は面接で色々な質問をしていると思います。
志望理由、職務経験、キャリアプラン、長所・短所など、
もちろん退職理由も必ず確認する項目の一つです。
退職理由は一つではなく、いくつかの要因が重なって
転職しようと決意するのだと思います。
転職とは人生において大きな決断です。
ぜひ採用担当者は退職するまでの状況を聞いてみてください。
退職する状況がわかると応募者の考え方や行動、
何にストレスを感じるかが分かってきます。
■職場や家族など周りに相談をしているか
職場の上司に相談をした場合、引き留められているか、
業務の変更や異動の打診はあったのか
がその会社での評価ポイントになってくるのではないかと思います。
能力を発揮している社員ならきっと上司が相談にのってくれるはずです。
何も努力をせず現実逃避をしているだけなら問題解決力が低いかもしれません。
■職場の方々との付き合いが続いているか
交流がない場合は人間関係に何か問題があるのかもしれません。
仕事だけの会話をしている場合、
転職した後に付き合いが続くことはないでしょう。
退職に至るまでの状況がわかることで
何にストレスを感じるのか、
人間関係なのか、実力の問題なのか、仕事への逃避なのか
が見えてきます。
隠れたストレスを確認してミスマッチがないように採用したいですね。