インフルエンサーはみなさんご存じの方も多いと思います。
世間に与える影響力が大きい行動を行う人物のことです。芸能人や有名人から発信される情報だけでなく、最近では一般の方から投稿される口コミやレビューが力を持ちつつある時代になってきていると言われています。
そのインフルエンサーを採用し積極的に企業マーケティングに取り入れていく手法が「インフルエンサー採用」です。
◇まずインフルエンサーとは?
インフルエンサーとはどんな人なのでしょうか?
・twitterやInstagramなどのSNSで多くのフォロワーを獲得している人
・ブログでコンテンツを配信し多くのPVを獲得している人
・動画共有サービスYouTubeやTik Tokで多くのフォロワーを獲得している人
このような方がインフルエンサーと呼ばれます。
私もYouTubeで紹介しているコンビニスイーツを買ってみたり、Instagramで紹介されている化粧品を調べてみたりとインフルエンサーに影響を受けている一人です。
◇インフルエンサー採用とは何か?
インフルエンサーを自社採用して、企業や商品のPRをしてもらいます。
すでに自社SNSをお持ちの企業も多いはずです。コンサルに入ってもらったり、自社で独自に活用するのもいいですが時間と労力がかかります。
そこですでにフォロワーも多く影響力のあるインフルエンサーを採用しSNS活用のノウハウを社内に蓄積することが出来るのです。
◇インフルエンサー採用のメリット・デメリット
【メリット】
・コスト削減:外部に委託する必要がなくなり、コスト削減が出来ます。
・新しい消費者の拡大:今までにはないインフルエンサーの視点で新しい消費者を開拓できます。
・PR戦略強化:写真の撮り方、文章の書き方などSNSマーケティングノウハウを自社に蓄積させることができます。
【デメリット】
・ターゲット層が合わないと効果が期待できない:どんなにフォロワーが多くてもターゲット層が合致しなければ効果はありません。慎重に見極めなければいけません。
・炎上するリスク:表現方法などによっては、ネガティブなイメージを与えることがあり、影響も大きいです。また、ステルスマーケティングとの境界があいまいで、誤解される場合があります。SNS発信する際は、広告である旨を明記したうえで投稿するなどの細かいルールやダブルチェックが必要です。
◇採用の見極めが重要
インフルエンサー採用だけではなく通常の採用の時も同じですが「見極め」が重要です。
「いいね」の数だけで評価をするのではなくきちんとインフルエンサーと企業のターゲットがあっているか確認していきましょう。
インフルエンサー採用でこれまでになかった新たな視点や価値が見つかるはずです。今回は新しい手法のインフルエンサー採用についてご紹介しました。