アイスブレイクとは、初対面の人同士が出会う時、その緊張をときほぐすための手法。
コミュニケーションをとりやすい雰囲気を作り、目的の達成に積極的に関わってもらえるよう働きかけることです。
【氷】を【壊す】で【アイス】【ブレイク】です。
面接ではもちろん面接官と候補者は初対面。お互いに理解しあえるようにアイスブレイクは必要です。
今までは対面での面接が多かったですがコロナ架の今はオンライン面接が主流です。
対面では
「今日は本当に寒いですよね。この会議室は寒くないですか?」
「駅からすぐ場所はわかりましか?」
というアイスブレイクネタを使っていましたがこれはオンライン面接では使えないですよね。
ではどういうネタがいいでしょうか。
◆オンライン面接でのアイスブレイクネタ
・接続のネタ
「すぐ接続はわかりましたか?」
「このツールは使ったことありましたか?」
「もし回線が悪いようであれば電話に切り替えますので安心してください」
・天気のネタ
「こちらは雨が降っていますが〇〇さんのところはどうですか?」
「今日は一段と寒いですよね。移動をしなくてもいいのでオンラインは便利ですよね。私はまだ1歩の外に出てないです。〇〇さんは外に出られましたか?」
・緊張していますか?のネタ
「緊張していますか?」
「緊張しています」→「そうですよね。みなさん緊張しているので大丈夫です。ゆっくりとお話を聞かせてください」
「緊張していません」→「頼もしいですね。では普段取りにお話を聞かせてください」
こんな会話でも気持ちが落ち着いてきます。
◆NGなアイスブレイクネタ
・「後ろにあるそれは何ですか?」
→ちょっとプライベートにふみこんだ会話です。友達や社内のオンライン会議であればいいですが初対面の最初の会話なのでやめましょう。
選考とは異なるちょっとした雑談でまずは話しやすい雰囲気を作り、そして、本題の面接の質問へ進めてください。
これは体験談でオンライン面接ではなく対面の打合せの時の話ですが、お取引先の方と3人で打合せをしていた時、アイスブレイクがないまますぐに本題の話をしてしまった人がいて驚いた経験がありました。その本人は気づいていないようでしたがお取引先の方と私は空気が固まりました。「 今、座ったばかりなのに もう本題の話をしてしまうの???何をそんなに焦っているの???」と。
そう相手に思われてしまっては打ち解けて話は出来ないですよね。
その時アイスブレイクはやっぱり大事だな、雰囲気を作るのは大事だなと改めて思いました。
◆オンライン面接ではアイスブレイクを少し長めに
今までの対面での面接では受付の椅子に座って、会議室に案内されて、面接開始でしたが、オンライン面接は接続されるとすぐに始まってしまいます。笑顔を引き出せるまで話を続けてみたり、求職者がリラックスできるようにいつもより少し長めにアイスブレイクを取ることをお勧めします。