12月は採用業界は落ち着く時期ですね。
そんな時期だからこそ今後の人材確保のために「採用マーケティング」を始めてみましょう。
就職や転職活動は、ネットを使った情報収集や応募が当たり前で、採用担当者はデジタルマーケティングのノウハウやセンスが求められるようになってきています。
さらに昨今のコロナ禍で対面での選考が減っており、その役割はより大きくなっていくと思います。
採用マーケティングとは?
マーケティングとは、「企業が顧客の真のニーズを探り、最適な形でサービスを提供しながら、あらゆる手法を用いて市場をつくっていく活動」(日本マーケティング協会)と定義されている。その概念を採用活動に当てはめた採用マーケティングは、自社の欲しい人材像を想定し、そのターゲットに自社の魅力を周知し、ターゲットに転職先として自社を選んでもらうための活動です。
採用マーケティングを実践しよう
・自社の強みを明確化しよう
企業理念、存在意義を理解して求職者が共感できるよう、採用担当者が自分の言葉で伝えられるようにする。そしてこれまで入社した社員の「興味・関心を持ったきっかけ」「最終的に入社を決めた理由」をリサーチすることにより明確化されます。
その時
3C分析「Customer(市場・顧客)」「Competitor(競合他社)」「Company(自社)」
SWOT分析「Strength(強み)」「Weakness(弱み)」「Opportunity(機会)」「Threat(脅威)」
マーケティングで活用する分析方法を活用するといいですね。
・採用ペルソナを作ろう
マーケティングにおけるペルソナは、理想の顧客像(年齢、性別、地域、行動習慣など設定した人物像)。採用マーケティングでは自社が採用したい人物像です。
詳しくは
を見てくださいね!
・メディア・ツールを選択する
採用したい人物像はどのように活動しているのかリサーチを行い、SNSやホームページ、ブログ、パンフレットなど活用して認知を広めていきましょう。
ただし、いずれも長期的な継続が必要です。短期では効果は得られませんので計画的に進めてきましょう。
採用マーケティングで会社・人物像を明確化することで「採用サイトの社員インタビュー」も「採用目的で始めたTwitter」もどんどん良いものになってくるはずです。対面での採用業務が出来なくなってきている今こそ採用戦略を見直してみてはいかがでしょうか。