中途採用社員は即戦力。

この感覚は多くの人が持っているものだと思います。

社会人経験も実務経験もあるから大丈夫!ではなく、職場が変われば全てが違います。

中途採用社員は即戦力になりえる人材です。

即戦力になりえる人材として活躍してもらうために研修プログラムを用意しましょう。

■自社の経営理念

まず伝えるべきは、自社の企業理念や自社が提供する商品やサービスに対する価値観などです。できれば経営層から直接伝えてもらいましょう。

中途採用者も経営層から話を聞くことにより気も引き締まりますし

新しい会社の価値観を実感でき前職からの気持ちの切り替えになります。

■現在の課題と立ち位置の共有

今、現場ではどんな課題があり、何を目指していきたいのか。

そして、どのようなミッションを担う部門・担当であるのかを理解しておく必要があります。

事前情報として大まかな情報を得る事はできますが、

入社後に実際に働く社員から対面で説明を聞く事で、より理解が深まります。

中途採用社員はそれに対してどのような考えを持っているか、今までの経験をどのように活かしていきたいと考えているのか、双方の考え方をすり合わせておけばより情報の共有となります。

■社内ルール

ビジネスマナーは知っていてもその会社の社内ルールがありますのでそちらも教えてあげましょう。

申請書の書き方、ホウレンソウの方法、社内メールやシステムの使い方など。

中小企業は研修プログラムまで用意が出来ない、というお話をお伺いすることもありますが上記の内容を伝えるだけでも立派な研修プログラムです。 中途採用社員が安心して実力を発揮して即戦力になるようにぜひ積極的に取り入れてください。