内定者フォローは、採用活動において最も重要なプロセスです。
現状、学生が複数の企業から内定を得ているケースも増えており、せっかく内定を出しても辞退をされてしまうこともあるでしょう。
内定者フォローの目的は
・内定辞退や早期退職を防ぐ
・内定者の不安を払しょくする
・内定者のスキルアップ
このようなことでしょうか。
それでは内定者フォローはどのようなことをすればいいでしょうか。
■内定式
内定式は10月1日に行われることが定番です。
社長をはじめ役員や人事、先輩社員などの話や交流を通して企業理解が深まります。
また、トップからのメッセージを伝えることで、「社会に出てこの会社で働くんだ」という意識を強め、「自分がなぜこの会社に入社しようと思ったのか」初心を思い出すことにもつながります。
■懇親会
採用予定人数がある程度採用できた段階で、内定者と採用活動に関わってくれた社員との懇親会を設定するとよいでしょう。
内定者同士のつながりをつくること
内定者と社員のつながりをつくること
が目的です。
早くから同期との接点をつくることにより、不安を解消するほか、同期同士の結束が強まり内定者辞退を防ぐことにも繋がります。
また、採用に関わってくれた社員は、内定者にとって憧れの社員になっていることも多く、その人に一緒にお祝いしてもらうことはとても嬉しいことです。
■SNSを使ったフォロー
身近なコミュニケーションツールであるSNSのグループ機能を活用した内定者フォローが効果的です。SNSを利用することで、内定者は悩みを気軽に相談しやすくなり、コミュニケーションが促されます。
動画の活用も主流になっていますが、スタジオでの撮影や準備にかかるコストがかかります。
スマホから職場の様子を撮影して配信したり、オフィスにて若手社員に1分程度のインタビューに答えてもらう方法も良いかと思います。
ほかにもグループワーク、合宿、eラーニングや通信教育、課題図書などの勉強会、
忘年会や新年会、社内のスポーツ大会、クリスマスパーティなど社内イベントの参加などもありますが内定者フォローのし過ぎは厳禁。
あまり拘束しすぎず、最後の学生生活を思い切り楽しんでもらい無事に卒業してもらうことも大切です。