年々増加傾向にあるミドル人材の採用。

ミドル人材とは 35~54歳までを対象とすることが多いようです。

数年前までは、「転職は35歳以上では厳しい」と言われていました。

しかし、少子高齢化の問題も採用の現場に影響しており、若手人材を十分に採用できないという問題が起こっています。

そこで、求人対象の年齢を引き上げる、といった対策も必要になってきており、ミドル人材の求人が増えてきています。

いまはミドルに特化した求人サイトもある時代ですからね。

ミドル人材の採用のポイントは何でしょうか。

◆専門性

ミドル人材には、今までの経験から専門性があります。

その業務にどのくらい関わっていてどんな立場で進めていたのか面接時に確認をしてください。

◆マネジメント能力

ミドル人材に求められるのが、ただの優秀なプレーヤーになることではなく、マネジメント能力です。

特に、急成長を遂げる中小企業においてマネジメント層が不足していると言われます。

どのようなマネジメントを行っていたのか具体的に聞く必要があります。

◆人間性

経験に関係なく新しい会社に入れば新入社員。それを理解して、環境に早くなじむように周囲とうまくできる協調性や謙虚な気持ちを持っているか。ここが一番重要かもしれません。

フレキシブルに動けるか、前向きな考え方が出来るかを確認してください。

今後、ミドル人材の採用は活発になっていきます。

定年の年齢が引き上げられつつある今、従来型人事を変えていく必要があるでしょう。