「では志望動機をおねがいします。」
面接でよくある質問項目。
★経営理念に共感しました。
★御社の商品のファンです。
★社員・社長の人柄に魅力を感じました。
と返ってくると思います。
採用担当者は本当にこの志望動機を聞きたいのでしょうか。
もちろん経営理念に共感してもらい、商品のファンで、
人柄に魅力を持ってもらえたからこそ、わざわざ面接に受けに来ているのだと思います。
説明会で、ホームページで、パンフレットの内容を
一生懸命覚えてもらって
その回答を聞くことが面接ではありません。
なぜ志望しているのかを聞きたいです。
「志望動機」ではなく「どのような会社・仕事を選んでいるのか」を聞きましょう。
「●●の経営理念に共感し…」
という話を聞くよりも
「〇〇のような仕事をしたいです」
と聞くと
これは●●の経営理念に当てはまっているな
と思い、納得感があります。
1日に何人もの面接をしてきた私ですが
応募者が練習をして覚えてきたスラスラ言える志望動機は
残念ながらほとんど印象に残っていませんでした。
それよりも自分の言葉で「〇〇のような仕事をしたい」という言葉を聞いたほうが
志望度が伝わってきました。
質問の仕方により聞きたいことは聞けます。
「志望動機は何ですか?」
と聞かなくても志望動機を聞けるように面接官も工夫をしましょう。