近年、新卒採用は確実に採用予定数が増えており、
多くの学生は内定を2~3つは持っている状況になってきました。
採用活動のゴールは内定承諾ではない。
入社して活躍してもらってゴールです。
内定者フォローの企業側の目的は入社をしてもらうこと。
では学生側の想いは・・・・。
・自分が来年どうなっているのか不安
・会社って、働くってどんな生活なのか不安
・自分はどんな仕事をするんだろうと不安
・周りにはどんな人たちがいるのか不安
・そもそもこの会社でいいのか不安
といったことでしょうか。
学生の不安を取り除けるような内定者フォローを考える必要があります。
◆採用担当者より定期的に連絡
SNS、グループチャットなどで会社の情報を発信していきましょう。
以前、学生に「専用SNSのプロフィールをアップしておいてね」
と言ったところ、あまり積極的にはやってくれませんでした。
「どんな画像をアップしていいのか、どんなプロフィールを書いていいのか」
そういったことを悩んでしまったようです。
確かにどんな人たちなのかわからないので、どこまで何を書いていいかわかりませんね。
そして情報発信の頻度が多いからと言っていいわけではありません。
採用担当者としては何かアクションをしてもらいたいところですが
やらされてる感があるとモチベーションが落ちてしまうので
発信のみで閲覧してもらうという感覚にしましょう。
◆先輩社員の体験談
学生は採用担当者だけの情報だけではなく1つ上の先輩、2つ上の先輩は
どのように過ごしているのだろうと気になっています。
懇親会や勉強会の開催ですね。
「毎日この時間にこんなことしている。」
「これがやりがい。だけどこんな失敗があった。その時どうだったのか。」
一番説得力のある話です。
まだまだ、職場見学、社内イベントの参加、社内アルバイト、通信教育、合宿など
フォロー内容も様々あります。
自社の規模感や採用戦略を棚卸すると同時に、
内定者の属性や関係性などを慎重に把握して、
自社や内定者に適したフォロー体制を構築することが大切です。