採用担当者が採用活動を進める上で、社内の巻き込み力は最も大切です。

 

経営陣をはじめ、新卒採用で先輩社員として登場をしてくれる社員、

中途採用で面接官をする社員、オペレーションに協力してれる社員など、

社員全員に採用の大切さを認識してもらい、

活動に参加してくれる状況を作っていきましょう。

人事部で選考して、面接し、合否判断して配属先が人事部、

そんなことはありえないですからね。

 

巻き込み力とは、周囲の人を取り入れながら物事を成し遂げていく力のことです。

これは採用業務だけではなく、どの仕事でも大切なことですね。

一人が優秀で一人の力で成し遂げられる、そんな仕事もあるかもしれませんが

仕事は一人ではなく、同僚や社外の協力者、取引先と一緒に協力しながら進めるものですから。

 

 

 

 

 

 

 

採用における巻き込み力

 

*採用基準

欲しい人材の基準で作るのではなく採用市場を社内のみなさまに理解してもらいつつ作りましょう。

採用市場を一番わかっているのは採用担当者です。

 

*選考スピード

合否判定が遅くて採用担当者からプッシュすることもあると思います。

ただプッシュするだけではなく選考者の志望状況や他社状況付け加えてプッシュすると

相手も状況が理解でいてスピードアップしてくれます。

 

*SMSや採用サイト

採用サイトに先輩社員の登場は必要です。

どういう人に見てもらいたいのか、想いを共有しましょう。

また、SMSは情報を拡散しなければいけません。

「応援タイム」を作って他部署の社員に協力してもらいましょう。

 

巻き込み力は「発言力の強さ」ではなく「信頼関係」です。

味方をたくさん作りましょう。

 

社内の巻き込み力ができると、会社が持っている魅力のアウトプット、

選考スピード、転職希望者の志望状況など、すべてにおいて向上し、採用力がより高まります。