新卒採用の競争が激しくなっており、中小企業は大手企業に比べて、
新卒を採用することが難しい状況にあります。
大手企業の知名度には勝てないという点で、悩みを抱えている新卒採用担当者も多いのではないでしょうか。
でも少しの工夫で会社の魅力を引き出せることも出来ます。
◆わかる資料作り&説明会
採用パンフレットを作りましょう。
そして、
・専門用語は使わない
・細かいサービスの説明はしない
・先輩社員や会社の雰囲気がわかる情報を入れる
ことが大事です。
採用担当者は理解してもらうと説明しがちですが相手は学生です。
さらに何十社の説明を聞いているとしたら、辛いですよね。
イメージできる日常の言葉で簡潔に説明した方が頭に入りやすいです。
◆先輩社員に登場してもらう
1〜3年目の社員全員参加です。
これもよいと思います。
以前の経験で「説明会でどんなところが印象に残りましたか?」
と質問したところ
「先輩と後輩がこっそり話している雰囲気をみて社風がよいと感じました」
と言われたことがあります。
どんなにわかりやすく説明をしても、その説明ではなく
先輩と後輩がこっそり話しているところ
がポイントだったとは。
教育制度の話を長々とするよりも先輩が後輩に教えている姿を見せる方が効果的です。
◆思い切って地方に目を向ける
地方に目を向けると、首都圏では会えないような学生に出会えるかもしれません。
大手企業と同じ地域で、新卒採用をおこなうのではなく、
関東地方以外の地域での新卒採用を検討してみてはいかがでしょうか。
それには地方の学生が面接に来やすいような環境を作る必要もあります。
地方学生に特化した人材紹介サービスを活用してみるのもいいかもしれません。
採用にかけられる資金や人手が限られている中小企業は
「効率的な採用方法を選択すること」が非常に重要です。