新卒採用でも中途採用でも、優秀な人材の確保することが大切です。企業の成長、発展に欠かせないですからね。
その中でも「採用課題」が色々あると思うのですが、皆様どんな採用課題でお悩みなのか具体的に見ていきたいと思います。

◆採用課題とは?

採用課題とは、採用活動において妨げとなっている要因のことです。
応募が集まらない、求める人材の応募がこない、面接の通過率が悪いなど
企業によって様々です。

ではなぜ採用課題を洗い出す必要があるのでしょうか?
・注力することを判別する
・採用コンテンツの骨格になる
・社内で意思統一する

「御社の採用課題は何ですか?」と聞いた時、
採用担当者によって回答が異なる場合もあるかもしれません。
そうなると注力するところが異なりますし、バラバラの動きになってしまいます。
そして採用課題は一つとは限りません。複数ある場合、何かボトルネックになっているのか見極める必要があります。
採用課題を明確にするとどの部分にコストやリソースをかければいいのか、
見えてきます。

◆採用課題の調査・分析方法

ではどのように採用課題を抽出したらいいでしょうか?
色々な採用プロセスでの対応がありますがその中を「数値・データ化」してみると一目でわかりやすいと思います。
例えば、採用一人当たりの費用を示す「採用単価」、書類選考や面接といった採用プロセスの通過者を示す「採用歩留まり」、複数の媒体やエージェント等活用をしているなら費用対効果を調査してもいいと思います。
「きっとここだよねー」と頭で思っているだけではなくてデータ化すると納得感が得られます。

◆具体的な採用課題

各企業はどのような採用課題でお持ちでしょうか。

1.応募が集まらない
一般的には採用活動を成功させるには採用目標の10~20倍の母集団が必要だとされています。一人応募がきて、一人採用するのが時間も労力がかからなくてベストではありますが、今までの経験上、やはり母集団が多い方が採用の成功につながると思います。

2.求める人材とのミスマッチ
いくら応募が多くてもミスマッチがあるようであれば意味ないですね。
求人での訴求に問題があるのか、媒体特性なのか確認をする必要があります。

3.面接辞退が多い
面接の内容自体に問題があるのか、選考の遅れに問題があるのか
どこかに要因が潜んでいます。

4.内定辞退が多い
「転職するのが不安になった」「現職で説得にあった」「給与や条件面で納得いっていない」
などという理由から辞退することが多いようですが、
相手があることなので、すべてをカバーすることが出来ませんが、定期的にコミュニケーションを取ったり、社内の情報を開示することで安心を得られることもあります。

5.人材が定着しない
採用してもすぐやめてしまう、、、ガッカリしますね。
でもそこには原因があります。フォロー体制不足なのか、思い描いている内容と違ったものなのか、何を改善するがいいのか見えてくるはずです。

各採用課題のお悩みについてはいままで色々とブログで詳しく紹介しているので
ぜひ見てください。

◆まとめ

いままでは漠然と「採用がうまくいなないな」と思っていることも採用課題を明確にすることによって次のアクションが見えてくるはずです。
ぜひ自社の採用について分析してみて下さい。