3月に入り企業エントリー開始で新卒採用担当の方はこれからが本番の時期でしょうか。

以前は新卒採用が中心だった企業も、戦略的な中途採用を行っている会社も多くなってきました。

 

 

中途採用では前職はどんな経験をしたのか、またどんな規模の会社でどんな役割だったか

それを今後活かして活躍できるか、面接で見極めないといけません。

 

大手企業とベンチャー企業ではどんなスキルが身につくのでしょうか。

 

■大手企業で身につくスキル

 

・大きな組織の中にいると、自身の立場や役割をふまえ、どう行動すべきかを考える習慣があります。複数の部門や担当者と進めることになり、コミュニケーション力や調整力がつきます。

 

・大きなプロジェクトに携わるチャンスもあります。社内の他部門や、同業種・異業種の他社などと協働することで、異分野の人々と連携する力、広い視野、折衝力が養われるでしょう。

 

・確立されたノウハウやマニュアル、各分野のスペシャリストなど、豊富な社内資源を有効活用することで知識やスキルを得ることができます。

 

・異動や転勤が多い会社では、環境適応力も身に付くでしょう。

 

■ベンチャーで身につくスキル

 

・ベンチャー企業では「自発性」が求められるため、自分の頭で考え、行動を起こす習慣、積極的に意見を述べる自己発信力が身に付きます。

任せられる範囲が広いので、企画力、提案力、推進力、スケジュール管理力もつきます。

 

・新しいことへの挑戦意欲が強いベンチャーでは、事業の方向性や戦略が変わることもあり、変化への柔軟な対応力も養われます。

 

・大手のように担当化されておらず、一人が何役もこなすので、幅広い業務の経験が出来ます。

 

・社長が近くにいるため、会社の仕組みを知る機会もあり、経営の視点も養われるでしょう。また、年齢や入社年次に関わりなく昇進・昇格があるのもベンチャーならでは。20代で管理職に就くケースもあり、若いうちからマネジメント力を磨くチャンスがあるといえます。

 

 

では大手企業からベンチャーに転職すると活躍できないのでしょうか。

そんなことはないはずです。

「誰もやる人がいないんだったら自分がやろう」

と思うかどうか、だと思います。

 

それは書類ではわからないこと。

ぜひ面接で会ってポテンシャルを探し出してみてください。