採用ピッチ資料をご存じでしょうか?新たな採用ツールとして注目を集めている採用ピッチ資料についてご紹介いたします!
◆採用ピッチ資料とは?
応募者をターゲットにしてまとめられた、企業の説明資料のことです。採用ピッチ資料の「ピッチ」とは、ビジネス用語で「短いプレゼンテーション」を意味します。
スライド共有サービスを使ってWEBで共有する方法が多いようです。
イメージはPowerPointで作成した資料をWEBで公開する感じです。
採用ピッチ資料を作ってから応募者が5倍に増えた、という事例があるようです。
実際に作成をされている企業の採用ピッチ資料を見ましたが
採用サイトとはまた違い、ストーリー性があり会社の理解度が増すのではないかと思いました。
◆採用ピッチ資料と採用WEBサイトの違い
では採用WEBサイトとは何か違うでしょうか?
採用ピッチ資料も何を伝えたいのか中身が重要ですが、見やすさ、コスト、修正のしやすさを考えると導入がしやすいですね。
◆採用ピッチ資料の中身の作り方
・企業紹介(会社概要、実績を踏まえた事業内容、沿革、将来的な展望など)
・組織図や社風(経営者・メンバー紹介、組織構成、ミッション、ビジョン・バリュー、文化や風土など)
・求人概要(募集ポジション、仕事内容、求人要件、選考フローなど)
・その他(年収テーブル、福利厚生など)
企業の魅力だけではなく課題も共有しておくことでより理解が深めることが出来ます。
そして、採用担当者としては企業の魅力を存分に語りがちになってしまいます。求職者が知りたいことは何?に立ち止まり入社した方などにヒアリングもして情報を検討してみてください。
また1枚のスライドにコンテンツを凝縮しすぎないように注意です。文字量が多い資料は、敬遠されやすく、読まれない原因になってしまいます。これは通常のプレゼン資料でも同じですよね。ビジュアルを見せるページや章扉のスライドなどを効果的に配置して、抜け感のある採用ピッチ資料を目指しましょう。
◆採用ピッチ資料の活用法
採用ピッチ資料をどんな時に活用するのがいいでしょうか?
会社説明会などでももちろん活用できますが、せっかくWEB上に共有されているので事前情報としての活用はいかがでしょうか?
- SNSで情報発信
採用SNSをやっているようであればぜひ投稿を。拡散されて話題になることもあるようです。
- 面接前に資料を送付する
すでに面接設定をしている求職者に会社資料として目を通してもらうと理解が深められると思います。前日だと時間がない可能性があるので2,3日前のリマンドメールを兼ねて送付するといいと思います。
- スカウトメールに送付する
今、ダイレクトリクルーティングでスカウトメールをしている企業も多いのではないでしょうか。そこに一緒に送付すると効果的です。
- リファラル採用で送付する
リファラル採用(社員が友人や知り合いに自社を紹介して選考へとつなげる手法)の時に送付する。友人が説明すると同時に資料があったほうがより理解が深まります。
いかがでしょうか?
ぜひミスマッチを減らし早期離脱をなくしてより良い採用を目指しましょう。