近年、人手不足や働き方改革などを背景に、自社の業務をアウトソーシングする手法が多々見受けられるようになりました。その中の一つとして採用業務を代行する採用アウトソーシングについて今回はお話したいと思います。

売り手市場が続く中で採用業務は採用手法の多様化が進み、採用業務の負荷増加となっています。
採用業務の悩みは・・・
・業務を兼任しているため採用業務まで手が回らない
・繁忙期に人手を増やせない
・応募者の方の連絡に追われ1日が終わってしまう
・エージェント対応、社内会議が多く応募者対応が遅くなってしまう
・スカウトもSNS更新もやらないといけないのに後回しになってしまう
・面接やフォローを手厚くしたいが時間が取れない
・面接前の面談を組んでみたいが時間がない
・なかなか採用が出来ずに誰に相談していいかわからない
など様々あるかと思います。

一度コア業務とノンコア業務に分けて業務の切り分けをしてみましょう。
●コア業務:利益を上げるための直接作業です。コア業務は難易度が高く、売上を最大化し、経費を最小化するための高度な判断が必要になるので、誰にでもできる業務ではありません
●ノンコア業務:直接作業を支える業務で、利益を生まない関節作業のことを指します。ノンコア業務は難易度が低く高度な判断が不要なため、コア業務よりも作業を統合/体系化することで効率を向上させることができます。

採用アウトソーシングと言っても各社様々サービスがあります。
ノンコア業務を採用アウトソーシングに依頼し、コア業務に社員が集中するというのが一般的ですが、コア業務の一部を採用アウトソーシングに出す例もあります。

当社の事例でどのような採用アウトソーシングを依頼できるかご紹介します。
事例1
介護業界/新卒採用のスカウト代行サービス

これは採用アウトソーシングの中でもスカウト代行サービスのみを行いました。

背景:新卒採用で社員はちょうど学校訪問、説明会、面接と重なる時期でスカウトの時間が取れないということでご依頼がありました。
結果:応募者が20%増となり応募者促進に貢献

事例2
通信事業/中途採用の面接調整サービス
中途採用の面接調整を行うサービスです。当社の得意としている分野です!
中途採用は採用部署の部門長が行うことが多く、また応募者も半数以上は在職中のため面接日を決定するだけでも双方の調整が必要となり業務が煩雑になります。

背景:事業拡大があり社員80名採用目標。ただ採用担当は3名でとても業務が回らないためご依頼がありました。
結果:社員の方は内定後から面談やフォローに専念していただき、80名の採用達成。他事業部からもご依頼を頂く

SMSの活用、スカウト型採用、リファラル採用など採用手法の多様化、求人倍率の上昇などにより採用活動が年々難しくなっています。採用を成功させるためには、時として外部の力を頼ることも必要です。ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。