採用面接において辞退・ドタキャンは防ぎたいものです。特にコロナ以降対面よりもWEB面接が主流になり以前よりも辞退やドタキャンが増えているというお話をお聞きします。そこで今回は、良い人材を逃さないために行いたい、面接者や採用者の辞退を防ぐコツについて紹介していきます。

◆なぜ面接辞退・ドタキャンをするのか?


求職者は応募をして、書類選考の合格を受けて面接日が決まります。
応募をしたのになぜ面接辞退・ドタキャンをするのでしょうか?

・仕事内容や条件が合わないと感じた

・ネット上で良くない情報を見つけた

・他社で内定が出た、条件が良かった

・連絡が遅くて不安を感じた

・周りの人に反対された

・現在の仕事を優先した

という理由が考えられます。

日程が合わなくなったのであれば面接日を変更することも出来るのに、なぜ辞退やドタキャンをしてしまうのでしょうか?

求職者の環境が変わり辞退・ドタキャンすることは防ぎようがないですが、いくつかは会社の努力によって防ぐことが出来そうです。


◆面接辞退・ドタキャンを防ぐ方法


1.求人票を丁寧に作成

求職者は求人サイトやスカウトメールにより求人情報を読み解きます。応募の時も「よし、ここに応募してみよう」と一度決断をしたものの、いざ面接となる時に改めて求人情報を確認します。自分が実際に働くイメージが出来るか考えます。求人票には出来るだけ詳しく仕事の内容も会社の雰囲気もわかりやすく作成しましょう。

そして、ここで採用サイト・採用SNSが活躍します。求人情報だけでは伝えられないことを採用広報として会社の魅力をアピールにしておくのです。

2.連絡スピードを早くする

応募から面接までの時間が空いてしまうと「よし、ここに応募しよう」と思っていた熱量がどんどん下がってきてしまいます。採用担当者は書類選考者との調整などもあると思いますがリマインドをして早めの連絡をしましょう。

ただ、早い連絡が良いからと言って、夜の遅い時間や休日に連絡するのは、、、NGです。
ネットを確認するまでもなく「ここはこの時間まで働くの???」と不安を覚えてしまいます。

3.面接前日にリマインドメールをする

採用管理システムなどで設定が出来るものもありますが面接前日のリマインドメールは効果的です。

そもそも面接日を忘れていた…面接日を勘違いしていた…という場合も確認が出来ますし、

「気にかけてもらっている」と思える心理はとても大切です。

このような小さな丁寧な対応が信頼関係へとつながります。



面接辞退・ドタキャンを防ぐ方法は地道な方法ですが、求職者の目線に立ち、求職者が悩んでいるであろうことを改善するだけではなく、採用担当者が出来るだけ丁寧な対応を心がけることで会社に興味を持ってもらえるように努力していく必要があります。

細かな対応をする必要があるので負担に感じるかも知れませんが、面接辞退・ドタキャンを防ぐことが出来れば採用活動の効率がアップしていき仕事をスムーズに進めることが出来るようになります。