社員を採用するには費用がかかります。求人広告のような掲載期間で費用がかかるものや採用管理システムのような月額でかかるものそして、採用業務にかかる人件費。また、採用が決まった時だけにかかる成功報酬型のものもあります。今回は「成功報酬型」の採用サービスについてご紹介します。

◆成功報酬型採用サービスには何かあるか


採用が決まった時にかかるサービスの成功報酬型採用サービスとはどんなものがあるでしょうか?


◎人材紹介サービス

新卒採用でも中途採用でも利用されている人材紹介サービス。初期費用などはかからず入社した後に費用が発生するのがほとんどです。日程連絡やフォローなども人材紹介会社が行ってくれます。


◎ダイレクトリクルーティング

企業が直接求職者へアプローチするスカウトサービス。データベースを検索し、レジュメを確認し候補者に送信を行います。月額利用料が必要なサービスもありますが、スカウト1000通で○万円、入社が決まったら○万円など分かれています。


◎成功報酬型求人サイト

求人サイトといえば4週間掲載で〇万円というサービスが主流でしたが成功報酬型サービスも色々出てきました。

例えば

・採用課金型

・応募課金型

・クリック課金型

というようなサービスがあります。求人サイトで前払いするか、成果報酬型サイトで後払いするかということですね。


◆成果報酬型採用サービスのメリット・デメリット


◎人材紹介サービス

専任のコンサルタントがついてくれるので求人へのアドバイスや候補者のフォローなどを起こってくれるのが利点です。しかしコンサルタントにかかる費用も含んできますので他のサービスと比較すると割高になります。求人サイトの2.3回分ということもあるかもしれません。また人材紹介会社との密なコミュニケーションも必要です。


◎ダイレクトリクルーティング

データベースから検索しアプローチを行う手法ですので自発的に応募をしてくれた層ではない新しいターゲットを獲得できます。しかしここでの難点は手間がかかること。応募者となる人を自ら探しに行くのでその分労力がかかります。


◎成功報酬型サイト

月額で決まっている求人サイトよりも1人応募者・1人採用者であればコストはぐんと下がります。しかし費用ばかりを気にしていると、採用ターゲットに合わない求人サイトを選んでしまうリスクが高くなります。採用コストを下げるためにも、自社の採用ターゲットに合った求人サイトを選ぶことがコツです。その上で、料金の比較を行いましょう。

◆成功報酬採用サービスを活用するには


成功報酬型採用サービスと言ってもいくつもサービスがあります。メリットとリスクの両面を知っておくことが必要です。

成功報酬型採用サービスはどちらかというと少人数の採用をしたいときに向いています。複数名の募集をしたい場合や、優秀で高年収な人材を採用したい場合、コストが膨らみがちなので気をつけましょう。