「面接ではストレスに強そうな人だと思ったのに…」
採用をしてみるとギャップがあったということは採用担当者なら経験はあるのではないでしょうか。カジュアル面談、1次面接、2次面接、最終面接など複数回、候補者と話はしてしますが、数回の面接で候補者のすべてを理解することはできません。早期退職となればお互い悲しい結果になってしまいます。
少しでもギャップを埋めるために面接でストレスに強い人材を見極めましょう。
◆どんな人がストレスに強い人材?
ストレスに強い人材は「根性のある人材!」と思われがちです。
根性と聞くと精神的に打たれ強いというイメージがあると思います。打たれ強いだけでいいのでしょうか?
打たれ強い=鈍感=目の前の問題課題を把握出来ない可能性があります。
ストレスに強い人材とは「最後までやり遂げることが出来る人材」です。
そして「最後までやり遂げることが出来る人材」はどのような人なのでしょうか?
・ポジティブに考えることが出来る→次に活かすことが出来る
・自分に甘い→必要以上に自分を責めすぎない
・マイペース→自分の考えを貫き通すことが出来る
・スルースキル→「ま、いいか」と楽観的に考えることが出来る
・集中できる→今やるべき事に没頭出来る
仕事は短期的ではなく長期的に活躍する必要があります。どのように物事をとらえて行動しているかが重要です。
◆面接での質問集
・上司から学んだことはなんですか?
・部下の育成するうえで大切にしていたことはなんですか?
→人間関係のストレスを見極めましょう。例えば、会社のせい、上司のせいにしてしまっている場合もあるかも。どのようにとらえているかの確認です。
・仕事ではどのような工夫をしましたか?
・その仕事から得られたことは何ですか?
→自ら前向きに解決しようとしたかの確認です。
・過去に経験した大きな挫折はなんですか?
→直球の質問にはなりますが、思考を聞くのではなく具体的なエピソードを聞き出しましょう。
・休日は何をしていますか?
→自分なりのストレス解消法の確認です。
◆ストレスを自ら解消できる人が良い!
どんな職場にも乗り越える壁はあります。その中で最大限のパフォーマンスを発揮しなければならないビジネスパーソンにとって、ストレスに強い人材というのはとても有効なスキルです。
難しい手法のコミュニケーションをとる必要はないので今までの行動を深堀して見極めましょう。