近年、大手から中小・ベンチャーまで、様々な企業がもっている「採用サイト」
新卒採用でも中途採用でも採用をしているなら企業サイトとは別に採用サイトが必要です。
それは、訪れるユーザーの理由が異なるからです。
企業サイト:その企業の概要・事業について知りたい人
採用サイト:その企業で働くことに興味を持った人
その中で、社員紹介は、会社の社風をより詳しく伝え、求職者の不安を払しょくするために効果的です!
◆どのように社員紹介サイトを作るのか?
社員紹介のコンテンツはどのように作ればいいでしょうか?
- 何を伝えるか決める
- 誰に登場してもらうのか決める
- 内容を決める
- 何を伝えるか決める
・社内の雰囲気の良さを伝える
・未経験でも活躍できる環境であることをPRする
・経験者がイキイキと活躍できる職場だと紹介する
というように何を伝えたいか、目的を決めます。
2. 誰に登場してもらうのか決める
目的が決まったらその中で活躍している社員に掲載をお願いいたします。
そこで重要なのが「共感を得やすい、好感を持ってもらいやすい人」→「応募してみよう」という動機付けになります。
3. 内容を決める
・入社の経緯
・どのような仕事をしているか
・やりがい
・失敗エピソード
・人生ヒストリー
・将来の展望
・応募者に伝えたいこと
こんなところでしょうか。会社が伝えたい内容ではなく応募者が知りたい内容にしましょう。入社の経緯はみなさん知りたいところではないかと思います。この内容に共感が出来ないと、「応募しよう」という気持ちになれないと思います。
過去・現在・未来で語ってもらいましょう。
◆採用サイトの目的は「応募者の質を上げること」
採用サイトは「応募を増やすこと」より、「応募者の質を上げること」の方が重要です。
実は、80%以上の求職者が応募の前に採用サイトを閲覧していることをご存知でしょうか?
求人広告で求人をチェックした時、エージェントからの紹介された時、スカウトメールを受け取った時、まずは採用サイトを見るということです。
そして、書類が通過した時、面接が進んだ時、内定をもらった時、たぶんもう一度見返すと思います。
「この会社でいいのかな?」
「この会社の魅力は何かな?」
「自分に合っているのかな?」」
「どんな人がいるのかな?」
「どんな自己アピールをすればいいかな?」
そもそも知名度が高く人気の企業であれば「信頼感」や「安心感」がすでにありますので、求人が気になれば迷わず応募をするでしょう。
しかし、会社名も知らない会社は、求人広告等を見て「いいかも!」と思ってもまだまだ半信半疑です。再度の一押しが必要です。
ただここで「応募を増やすこと」に注力するのではなく、その先の「応募者の質をあげること」を意識して社員紹介を充実させておきましょう。応募者が増えてもミスマッチが増えるのはよくないことですからね。