新卒採用業務は3月から採用情報の公開スタートしエントリーシート受付や会社説明会など行われている時期ではないでしょうか。
今が真っただ中の新卒採用業務ですが、この後選考が始まり内定となった後、辞退のいう悲しい結果にならないように今回は考えていきたいと思います。
◇どんな時に内定辞退をしようと思うのか?
・第一志望の企業を優先して辞退
・会社を詳しく調べて、リアルを知って辞退
・面接官や社員のイメージが悪くて辞退
・雇用条件や待遇が合わなくて辞退
・内定を承諾後、全く連絡がなく不安になり辞退
・内定者インターンで合わないと感じて辞退
・大学院、公務員への道に進むため辞退
辞退の理由は様々ですが、企業側の行動一つで変わる理由もあります。
悲しい結果にならないようにどのように内定辞退を防いだらいいでしょうか。
◇内定辞退を防ぐ方法
★早い段階での条件提示
→待遇や条件は、入社を決意するための重要な意思決定要因です。理解してもらえるように丁寧に説明をしましょう。
★選考プロセスの早期化
→「一番早く連絡をもらえたのでその企業に決めた」というのはよく言われる話です。
選考に関する連絡はスピーディーに丁寧に行いましょう。もし時間がかかってしまっても「いつまでに連絡いたします」と約束することで好感度はあがります。
★学生から評価されている意識
→面接官の意識の問題です。「採用する側」でもありますが「選ばれる側」でもあります。面接は一番社内のイメージが伝わりやすいです。
★企業説明をしっかりと
→会社説明会や面接の中で企業説明はやっていると思います。魅力的に会社アピールをしているはず。その中に「自社の課題」も説明しましょう。自社の良い面だけでなく、悪い面含めて情報提供して納得をしてもらって決意が強くなります。
★定期的に連絡をしましょう
→採用担当者がこまめにフォローを行うことで、内定者の不安を解消することができます。最近ではSNSでの連絡が多いですね。社内の様子や情報を発信していきましょう。懇親会や食事会も良いですがコロナ禍で集まることもちょっと難しいです。ただオンライン上でも出来ることはたくさんあります。オンラインだから遠方も気にせずに集まることが出来ます。
◇入社する1社に選んでもらうために
最近、新卒採用の募集サイトを見る機会が多く、大手から中小、ベンチャー企業までこんなに多くの企業が新卒採用を募集しているんだな。と改めて思いました。
就活中の学生は本命企業、すべり止め、予行練習などなどたくさんの企業へ応募します。
たくさんの会社の比較をして、働くイメージを持って選考に進んでいきます。
その中で入社する1社に選んでもらう必要があります。
優秀な人材を確保するために、内定辞退にならないように一つ一つ工夫していくことが大切です。