採用担当の皆様はエージェント(人材紹介会社)を多く活用されているのではないでしょうか?
新卒採用、中途採用と様々な場面で活用があると思います。
エージェント(人材紹介会社)は全国に約15,000社あると言われています。
都市部に集中していますが専門分野や得意分野を持っている会社もあり採用担当者が全部を把握し、コンタクトを取り、情報共有をしていくには大変な業務です。
◇エージェントへの対応はなぜ大変か?
エージェントは完全成功報酬型なので、入社までは料金が発生しません。
ある採用担当者の方から30社以上のエージェントに依頼をしていましたが対応に手間もかかるため、今は実績のある数社に絞り込んだというお話をお伺いしました。
なぜ手間がかかるのでしょうか?
それはエージェントとは情報共有・コミュニケーションが最も必要だからです。
◇情報共有・コミュニケーションが必要
エージェントと情報共有・コミュニケーションが必要な理由はこんなことがあります。
・会社・事業の魅力を理解してもらう
・求人内容を理解してもらう
・人物像は理解をしてもらう
・選考時の合格、不合格の理由を理解してもらう
・求職者がほかに応募している会社を把握してもらう
・内定辞退の本当の理由を把握してもらう
エージェントの営業担当者は100社くらいの求人を抱えていると言われています。きっとエージェントの営業担当者も担当している会社の理解はしているはずですが「情報共有・コミュニケーション」が少なくなってしまうと優先順位が低くなってしまい求人が埋もれていってしまうのです。
埋もれないようにするには小まめに連絡をとり、最新の候補者の動きをつかんでいくことが重要なため、エージェントコントロールが重要視されているのです。
◇エージェントコントロールを行うには
エージェントコントロールをするのであれば採用代行サービスや採用アウトソーシング(RPO)サービスを利用するのがよいでしょう。
私は前職で採用担当者でしたが、採用代行サービスやRPOを利用せずにエージェント対応を行っていました。日々の候補者の情報、契約関連、業務内容の質問等々、どんどんメールがたまってしまって業務が追い付かないほどでした。また採用担当者はエージェント対応以外にもたくさんの業務範囲がありますから小まめな連絡が先延ばしになってしまいます。
採用代行サービスや採用アウトソーシング(RPO)サービスを利用すると
・採用のプロに頼むので対応の質が保たれる
・スピーディーな対応ができる
・採用担当者は面接者の選考や内定者のケアなど、直接関わる業務に時間を割くことが出来る。
ただ、採用担当者と採用代行サービス・RPOとの情報共有・コミュニケーションがうまくいっていないとエージェントとも連携ができなくなってしまいます。
エージェント依頼する場合も、採用代行サービス・RPOにエージェントコントロールを依頼する場合も、信頼できるパートナーを見つけることが1番重要です。